ボタンクサギ
ボタンクサギ 別名:ベニバナクサギ、タマクサギ
クマツヅラ科
撮影 2001.7.6 高津区溝口 3−17−1 付近で
解説
いろいろな別名があっても、クサギと最後の名がついているのは、何となくかわいそうです。花は、良い香りがしました。資料を読んでみると葉や茎に独特の臭気があるのだそうで、そこからクサギの名がついたようです。でも若い葉っぱはお浸しで食べられるそうで、やはりクサギはかわいそうです。
高さは1�。20cmほどで、茎の一番大きいところでも直径が15mmほどでした。葉は、対生(タイセイと読み、向かいあってつくこと)につき、とても大きな葉で10cmくらいのものもたくさんありました。
ピンク色で盛り上がっている花は、小さな花がたくさん集まったものです。集まった直径は、10cmほどもありました。一つ一つの小さな花は、5枚の花びらのように見えますが、根元の方は筒のようにくっついています。写真の花は、葯(ヤクと読み、花粉を入れておく袋です)が見えるので雄しべですが、花の盛りが終わって、葯が落ちてしまった花では、雌しべが伸びているように見えました。花の中まで調べていませんので、確実ではありません。
庭などにたくさん植えられていると資料にはありました。
撮影 2001.7.6 高津区溝口 3−17−1 付近で
登録日: 2021年4月8日 /
更新日: 2021年4月8日