ホソムギ 

イネ科

撮影 2001.5.22 高津区久地 29 付近で

解説

 今がまさに花盛りという感じで、このようにたくさんあるこの花は、我が世を誇っているようでした。イネの仲間なので、雄しべの花粉を風によって運んでもらい、雌しべの先、いわば柱頭に花粉をつけてもらい、受粉を完了し、種を実らせるということになります。このように風の仲立ちによって、受粉する仕組みを持っている花を”風媒花”(フウバイカと読みます)といいます。イネの仲間は風媒花の中でももっとも進化が進んだ仲間だそうです。
 左下の写真ですが、たれ下がっている黄色いものについて調べてみましたが、雄しべなのでしょうか、それとも雌しべなのでしょうか、結局は不明でした。まだまだ勉強が足りません。顕微鏡かなにかで、もっと拡大してみたいとつくづく思いました。
 この種類は、ヨーロッパ原産の帰化植物(キカショクブツと読み、外国から日本に入ってきて、野生化した植物)だそうです。

   

撮影 2001.5.22 高津区久地 29 付近で