フウセンカズラ 

ムクロジ科

撮影 2000.8.9 高津区溝口 3−22−614 付近で

解説

 この風船みたいなふくらんだ果実が、やがて秋になると茶色に枯れ果てますが、中の種はしっかり熟して来春を待っています。5月ゴールデンウイーク頃に播くと、見事に発芽します。背の高さは3メートルにもなります。たくさんの花を付け、たくさんの虫が寄ってきます。私は自宅で毎年種を採りますので、良かったらお分けいたします。
 北アメリカが原産のつる性の一年草です。直径7mmほどの白いかれんな花をたくさんつけ、やがて空気が入ってふくらんだ果実を付けます。中には黒い色をした直径5mmほどで白いハート形の模様をつけた種が入っています。花の下の方には向かいあったつるが2本出て、ものにからみついて上の方に伸びていきます。花びらは4枚、ガク片も4、雄しべ8本、雌しべ1本という花の作りをしています。

   

撮影 2000.8.9 高津区溝口 3−22−614 付近で