ヘビイチゴ 

バラ

撮影 2002.4.2 高津区溝口 51 付近で

解説

 ヘビイチゴなんて、なんだかとてもかわいそうな名前ですね。花が終わるとやがて赤い1cmほどの実がなります。ヘビのイチゴという意味なのでしょうか。ヘビがイチゴなんか食べるのかなあ? それともこのイチゴには毒があるから食べると危険だよ! という合図なのかなあ。などと子どもの頃はいろいろ考えました。
 資料を調べてみますと、このイチゴには毒はなく、食べられるそうです。でも私は食べたことがありません。資料にもあまりおいしくはないと書いてありました。草むらの中に、黄色い1.5cmほどの花がよく目立っていました。つる性で、地表をはい回る多年草です。葉の付け根から花をつける茎を伸ばし、その先に花を一つつけます。花びらは5枚、左下の写真で、花びらに包まれるようにしてその真ん中にある、雄しべをたくさんつけた丸いところがやがて、ふくらんでイチゴになるところです。雄しべは20個、雌しべは多数あります。したがって種も多数出来るわけです。

   

撮影 2002.4.2 高津区溝口 51 付近で