ハマギク 

キク科

撮影 2000.10.26 高津区久地 65 付近で

解説

 本来は海岸の砂浜にでも生えているところから、この名が付いたのでしょうが、真っ白な花びら、そして黄色でこんもり盛り上がった筒状花(筒のように丸くなった花で雌しべ・雄しべがある)、そんな菊のような花がたくさん咲いていると何ともいえない清楚さと美しさがあります。そんなところが人の気を引いて、民家でも栽培されるようになったものと思われます。
 もちろん自生している花もありますが、この場合は園芸種で、背の高さは、50cmほどです。花の直径は5cmほどで、舌状花にも、筒状花にも形は違うけれども種は出来るそうです。写真でも分かるように、茎の下の方は、木質になっていて、冬でも枯れることなく春になると、茎の上部から新芽を出します。
 この場合は、直径が2メートルもあろかと思うほどの大きな株になっていました。

   

撮影 2000.10.26 高津区久地 65 付近で