ハギの仲間−2 

マメ科

撮影 2002.4.18 高津区溝口 5−16−3付近で

解説

 高津図書館の花壇に植えられている花で、背の高さは、1メートルほどもあっただろうか。今が盛りとばかりに黄色い花をたくさんつけていました。マメの仲間の特徴で、チョウのような大きな花弁(旗弁:キベンと読みます)を付けています。これは、よく目立って虫たちを呼ぼうとするのだそうです。そのほかにも4枚の花びらがありますが、大切な雄しべや雌しべを守るかのように、しっかりと包み込んでいます。もう雄しべや雌しべがどこのあるかはお分かりでしょう。旗弁の下にだ円形の花びらが2枚ありますが、これが翼弁(ヨクベンと読みます)といいます。さらにこの中に下から支えるように2枚の花びらがあります(写真では見えません)。これが舟弁(シュウベンと読みます)です。この中に雄しべや雌しべがあります。その奥の方には蜜もあります。
 園芸種であろうと思われますが、はっきりと名前を決めるのに自信が無く、あいまいな名前になってしまいました。まだまだ観察の力が足りません。ごめんなさい。

   

撮影 2002.4.18 高津区溝口 5−16−3付近で