ハギの仲間 

マメ科

撮影 2000.6.20 高津区溝口 2-24-21 付近で

解説

私の田舎のお盆は、8月です。なぜハギの花と私の田舎のお盆なのかといいますと、この花の仲間は、わたしの田舎では、盆花(ボンバナ)といって、お盆になると山からとって来て仏壇やお墓に飾ったりしました。たぶん花の少ない時期なので、この花を仏様に供えたのだと思われます。
 資料にも古くから日本人に親しまれてきた花だとありました。ですが、ハギの仲間は 分類が難しく、問題点が多いとも書いてありました。
 この花のような花の形をしたものを蝶形花(チョウケイカ)というそうです。マメ科に多い花のようです。蝶形花は花びらが5枚あります。もちろん離弁花ですが、この写真で一番大きく見えるのが旗弁(キベンと読みます)で一枚です。その次に両側から支えるように翼弁(ヨクベンと読みます)が二枚あります。一番下に舟弁(シュウベンと読みます)が二枚あります。それぞれに花びらの役割があるようです。          

   

撮影 2000.6.20 高津区溝口 2-24-21 付近で