フヨウ (白) 

アオイ科

撮影 2001.8.1 高津区坂戸 1−9−9 付近で

解説

  中国原産の落葉・低木。日本の暖かいところでは野生化したものも見られますが、多くは庭木として栽培されています。高さはこの場合で2.5メートルほどで、葉は、ご覧のように大きく直径が10cm近くにもなり、手のひら状に3〜7くらいに浅く割れています。葉の柄(葉柄と書き、ヨウヘイと読みます)も長く、10cm以上もありました。花も大きく直径が10cmほどで、雄しべは多数、雌しべの先(柱頭といい、チュウトウと読みます)はご覧のように五つに割れています。
 資料によると、普通はあわい赤い色をしていますが、時には写真のように白い色のものもあるそうです。赤い色の種類と同じで、朝開くともう夕方には閉じてしまいます。

   

撮影 2001.8.1 高津区坂戸 1−9−9 付近で