ヒマワリの仲間 

キク科

撮影 2001.9.6 多摩区堰 1−22−348 付近で

解説

 きっとヒマワリの花の大好きな方が植えたのでしょう。花の色だけでも5種類以上も数えられるほどの園芸種が植えてありました。園芸の資料で名前を調べたのですが、これだというものには見当たりませんでした。それほどたくさんの種類があるということでしょうか。資料には10種ほどは載っていたのですが。
 ヒマワリは北アメリカが原産の一年草です。この名前は、太陽の動きにつれて花も動き回るというところからつけられたようですが、茎は太く丈夫で動きません。横向きに開いたままです。間違った説明と資料には出ていました。
 背の高さは、2メートルにもなるそうですが、この場合は、1メートル前後でした。花の大きさもそれほど大きくはなく、10cm前後でした。でも見てください。このいろいろな花の色を。
 左下の写真で、茶褐色のところの筒状花(トウジョウカといい、花びらが筒のようになっている)では、きちんと花粉をもらい種子を実らせますが、外側の舌状花(ゼツジョウカと読み花びらが舌のようになっている)では種子はできないのだそうです。ヒマワリの仲間はみな同じなのだそうです。

   

撮影 2001.9.6 多摩区堰 1−22−348 付近で