ホウキギ 別名:ニワクサ、 ネンドウ

アカザ科

撮影 2001.10.26 高津区久地 103 付近で

解説

 約1000年ほど前、中国から渡来した一年草です。野生化しているものもあるそうですが、この茎をホウキにするため、栽培しているのだそうです。名前もそこから来たようです。3枚の写真ともに同じ種類ですが、このように色が違うのは、おもしろいですね。まだ若いうちは緑なのだそうですが、だんだん古くなると葉も茎もこのように赤くなるのだそうです。背の高さは、100cmほどで、葉は、ごらんのように細長く、先がとがっています。互い違いに付き、やがて右下のように赤くなります。花は、葉の付け根に付きますが、花びらはありません。しかし雄花と雌花があり、雄花には雄しべが5個、黄色い葯があるそうです。雌花には雌しべが1個で、この中に種が出来ます。左下の写真では、雄花・雌花の区別はつけにくいようです。次はもっとはっきり分かるように撮りたいと思っています。勉強不足で、雄花や雌花があることを知りませんでしたので。

   

撮影 200.10.26 高津区久地 103 付近で