ベニバナトキワマンサク 

マンサク科

撮影 2002.4.2 高津区溝口 6−6−1 付近で

解説

 この花びらの長さと色を見てください。左下の写真を見ると花びらがたくさんあるように見えますが、これはいくつかの花が集まったもので、一つの花には4個の花びらがあります。雄しべも4個です。枝先に花が集まっているので花びらがたくさんあるように見えます。もちろんこの花は、人間が創り出した園芸種で、中国から輸入したものだそうです。本来はトキワマンサクといって、花の色は白黄色のものなのですが、花の色も葉の色もこのように造りかえたものがこのベニバナトキワマンサクなのだそうです。
 背の高さは、この場合70cmほどでした。花びらの長さは2cmほどです。この家では鉢に植えてありました。新しい葉や枝を見ると、白っぽい粉のようなものが見えます。(上の写真参照)これは毛の一種で、ルーペで覗くと星の形に見えます。そこで星状毛(セイジョウモウと読みます)と呼んでいるのだそうです。
 それにしたもこれを創り出すのにどれくらいの時間がかかっているのでしょうね。  

   

撮影 2002.4.2 高津区溝口 6−6−1 付近で