ヒサカキ 別名:ビシャシャキ、シャシャキ

ツバキ科

撮影 2001.3.21 高津区溝口 3-15-1209 付近で

解説

 のっけから弁解めいて恐縮ですが、撮る時期がかなり遅くなってしまいました。そのために一年待って、また撮影をしました。右下の写真は、そのままで、去年のものです。ご覧のようにもうみずみずしさが無くなり、花も終わりかけているのは何となく気の毒です。ですが、新しく撮った花は、どうですか。花びらも白い色が見え、とても若々しく思えますね。これが昨年と同じ木です。
 別名のビシャシャキとは関西の方の呼び名だそうで、よく庭木に植えられているということです。もちろん、この花もよその家の庭木としてかわいがられていたのでしょう。花びらは5枚、雄しべは多数。
 しかし雄しべだけの花(雄花)、雌しべだけの花(雌花)、雄しべ・雌しべ両方を持つ花(両性花)、があってそれぞれ別々の木につくということで、これまた同じ木でありながら、子孫を残すための工夫なのでしょうね。

   

撮影 2000.4.7 高津区溝口 3-15-1209 付近で