ハクモクレン 

モクレン科

撮影 2000.3.21 高津区溝口3-17−678 付近にて 

解説

 中国に自然に生えている木で、日本には古い時代に入ってきました。真っ白な花が咲き、たいへんきれいなので、今では観賞用に庭などに植えられている、落葉高木です。 幹は直立して枝分かれが多く(右下写真参照)、高さは約5mにも達します。早春、葉が出る前に、枝の先に白色の大きな花を付け、日が当たると開き、よい香りを放します。がくも花びらも外形では区別がなく、がくは3枚、花びらは6枚、長さはともに約7cmほどになります。 花が咲き終わるとやがて葉がでてきます。葉には短い柄があり枝に互生(互い違いに付くこと)してつきます。実が熟すのは8月、実が割れると中から赤色の種子が垂れ下がってきます。 

   

撮影 2000.3.21 高津区溝口3-17−678 付近にて