オランダハッカ 別名:スペアミント

シソ科

撮影 2000.8.9 高津区溝口 3−22−614 付近で

解説

 ヨーロッパが原産の多年草です。日本には江戸時代の末期に、オランダから渡来したといわれ、この名があります。もじどうりハッカのような良い香りを放しますが、ハッカと違うところは、葉の基の方(茎についているところ)が、浅いハート形になっていて、四角い茎を抱くようにしています。ですから葉の柄はありません。また葉の表面は脈に沿ってひどくへこんでしわになり、写真のようにグニャグニャのように見えます。
 ヨーロッパでは、スペアミントとよばれ、香辛料として大量に使われているそうです。ご覧のように花がとても清楚です。日本では香料としてより、花が好まれたのかもしれません。

   

撮影 2000.8.9 高津区溝口 3−22−614 付近で