ウンナンオウバイ 別名:オウバイモドキ

モクセイ科

撮影 2000.1.11 溝の口6-9-3 総合教育センター近くで

解説

 中国原産の常緑の小低木です。観賞用で、雲南黄梅とも書き民家の庭先などでよく見かけます。 それにしても花の少ないこの時期、黄色の花びらはすぐ目に飛び込んできます。この家の方の話ですと、若い枝を切って土にさしておくと、やがて根が出てどんどん増えるのだそうです。たいへん花の期間が長く、夏近くまで花をつけていました。 茎は、よく枝分かれした緑色の四角形で、木の上の方の枝はつる状になって垂れ下がり、60〜80cmにもなります(下の写真参照)。葉は、深緑色・葉の先の方がとがった形をしている3枚の小さな葉が向かい合ってつきます(下の写真参照)。  寒い時期の、葉が出る前に6〜8枚の花びら(正しくは花冠といい、カカンと読みます)からなる花をつけます。枝の各節々に向かいあってつき、香りはありません。雄しべは2本で、筒のようになった花びらの内側につきます。
 花の直径は、3〜4cm、実は出来ないそうです。

   

撮影 2000.1.11 溝の口6-9-3