オシロイバナ
オシロイバナ 別名:ユンゲショウ
オシロイバナ科
撮影 2000.7.6 高津区久地 510 二ケ領用水
解説
二ヶ領用水沿いにたくさん植えられていて、いろいろの色があり見事でした。もちろん園芸種なのですが、日本には、古くから渡ってきている熱帯アメリカ原産の多年草です。資料によっては、種が良くできて、またよく生えるところから一年草としているものもありました。茎は太く節のところはふくらんでいます。高さは1�。ほどになり、さかんに枝を出します。葉は、向かいあってつき(対生:タイセイと読みます)、長さは大きいものは10cmほどです。花の色はたくさんあります。花びらのように見えるものはガクだそうで、根元の方がくっついています。先の方は五つに割れ、さらにその一枚一枚が二つに割れています(確認してください)。雄しべは5本、雌しべの先(花柱:カチュウと読みます)が長く伸びて、花の外まで出ています。
夕方に開き、良い匂いを出します。そんなところからユンゲショウの名が、また種の中の白い実が、おしろいに似ているところからオシロイバナという名が生まれたそうです。名前の由来なども面白いですね。
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撮影 2000.7.6 高津区久地 510 二ケ領用水
登録日: 2021年4月8日 /
更新日: 2021年4月8日