エビヅルの果実 別名:エビカズラ

ブドウ科

撮影 2000.11.24 高津区久地 鹿島田・菅線沿いで

解説

 この近辺にあったクサギの確認のために通りかかって発見したものです。いくぶん時期が遅くなって、果実には少ししわが見えているのですがおそらく食べると甘いのではないかと思われます。ここは何回も通り、もうとっくに見つけていても良さそうなものであったのですが、これまでに発見できなかったということは、私のこころが、どこかに行っていて、目には見えていたのであろうが、気づかなかったものでしょう。まことに情けない限りです。私ごとで恐縮ですが、それでも以前よりはずいぶん気づくようになったのは確かなのですが。道を歩きながらもキョロキョロと上を見たり下を見たり、はてはよその家の庭先までキョロキョロ。これでは怪しい人と間違われるかもしれないなどと思って、そこの家の人とはできるだけ話をしようと心がけてもいます。
 子どもの頃、雪が降る前に山に出かけ、この実をたくさん採った覚えがあります。あまずっぱくて、これを食べ過ぎると舌が痛くなったりしたものでした。お祖母ちゃんは、これをたくさん瓶に入れておいて発酵させ、ブドウ酒(?)にしてくれたことを思い出します。 

   

撮影 2000.11.24 高津区久地 鹿島田・菅線沿いで