アメリカフウロ 

フウロソウ科

撮影 2001.6.1 高津区溝口 3−22−28 付近で

解説

 北アメリカ原産の帰化植物で1年草だそうです。最近日本でどんどん広がり初め、どこででも見られるようになったということです。この場合も駐車場のほんの少しの空き地にワンサと生えていました。
 茎にも葉にもとてもこまかい毛がたくさん生えていて、粉でもまぶしたように見えるほど生えていました。花は、その直径が1センチにも満たないほど小さなもので、花びらは5枚、雄しべは10本、雌しべ1本からなっています。
 葉は、深く切れ込み、ご覧のようにとても細くなっています。この辺りがよく似ているといわれるゲンノショウコと違うところでしょうか。
 右下の写真は、種が出来ている部分です。くるりと巻きあがって、はじき飛ばされるということです。もうすっかりはじき飛ばされているものも見えますね。黒く丸いものの中に種が入っています。

   

撮影 2001.6.1 高津区溝口 3−22−28 付近で