ウスギモクセイ 

モクセイ科

撮影 2002.1.11 高津区溝口 4−10−25 付近で

解説

 右下の写真を見てください。まるで花など付いていないように見えますね。私もそう思って通り過ぎようとしたのですが、偶然に気付きました。
 ここのおばさんがいたので名前を聞きました。が、しばらく考えていました。私が「キンモクセイの仲間かなあ」などと当てずっぽうに口に出したとき「そうです。ギンモクセイですよ。」と教えてくれました。そして黄色い種類(キンモクセイ)はたくさんあるが、白い色はとっても珍しいとも教えてくれました。花の少ない時期にこのような花を見つけたことがとてもうれしく、心からのお礼を言って分かれました。
 資料で調べてみますと、まず今頃花が開いているのが気に入りません。ギンモクセイも、ウスギモクセイも、花が開くのは10月なのです。どうしてこんなにおそくまで花が残っているのかまだ疑問は解けていません。ギンモクセイかウスギモクセイかについては、葉の周りのギザギザ(ギザギザを鋸歯といい、キョシと読みます)が、あるかないかによります。あればギンモクセイ、無ければウスギモクセイなのですが、この場合は、あまりキョシがはっきりしないのと、花の色が白くはないようですね。そこでこの名前にしたのですが、自信はありません。

   

撮影 2002.1.11 高津区溝口 4−10−25 付近で