アスパラガスの仲間 

ユリ科

撮影 2000.8.4 高津区溝口6−8−30付近で

解説

 あの食べるアスパラガスのなかまです。食用のアスパラガスは、ヨーロッパが原産の多年草です。この場合は、食用のものとは違い、観賞用として栽培され、切り花として他の花と一緒にして飾ったりします。いずれにせよ地上部は冬になると枯れてしまいますが、また新しく芽を出します。その中の食用になるものがあのアスパラガスです。
 この場合は、観賞用で、葉を他の花とともに飾ったりしますが、緑で細かい葉に見えるのは、本当は葉ではありません。葉は、まったく退化してしまい、葉と呼ばれているのもは、枝が葉に変化したものだそうです。このような葉を“仮葉(カヨウ)”等と呼び、この仮葉が葉の代わりに光合成を行うそうです。
 それにしても可愛い花ではないですか。上の写真では花のように見えないほど小さいのです。花の直径は3mm〜4mm程度でしょうか。これはデジカメの威力で、カメラがレンズの役割をしてくれました。

   

撮影 2000.8.4 高津区溝口6−8−30付近で