オギ
オギ 別名:オギヨシ
イネ科
撮影 2000.10.19 高津区久地の平瀬川沿いで
解説
上の写真には、二種類のススキの仲間が写っているのがおわかりだろうか。オギは、右下の写真のように毛のようなもの(じつは、果実:種です)がたくさんあり、遠くからでもオギだとすぐ分かると思います。ススキは、オギと比べると毛のようなものがうんと少なく、それほどふさふさしてはいません。二つの種類が一つのところに一緒になって生きていたんですね。もう一つ、オギの場合は種に生えているノギ(とげのようなもの)がたくさんあり、しかも種よりはるかに長いので、このように綿のように見えるのです。
オギは、根茎(コンケイと読み、地下に伸びる茎のことです)がよく伸び、その先から新芽がでるそうです。ですから一本立ちです。ススキは、たくさんの茎が一ヶ所から生えているそうです。これも区別の目安になります。
左下の写真のような種が、風が吹くと飛び散るのでしょうね。


撮影 2000.10.19 高津区久地の平瀬川沿いで
登録日: 2021年4月8日 /
更新日: 2021年4月8日