オヒシバ
オヒシバ 別名:チカラグサ
イネ科
撮影 2000.8.24 高津区久地 59 付近で
解説
この花は、とても丈夫です。ひっぱてもなかなか切れませんし、抜けません。今が盛りに咲いている花も、なんだか強そうに見えます。この花によく似た花でメヒシバがあります。オヒシバを男性だとすると、メヒシバは女性だということで、メヒシバは全体が細く花の集まりも細く見えます。メヒシバも撮ってあるので(9月の花)、じっくりと比べてみてください。
背の高さは、40cmほど、茎の頂上が5・6本に分かれて小穂(ショウスイと読み、この中に5個ほどの花がくっついています)が二列につきます(左下の写真参照)。小穂の長さは4〜5mmほどで、黄色く見えるのは雄しべのヤク(花粉が入っている袋)です。
オヒシバは、雄日芝の意味だそうで、穂が細いメヒシバ(雌日芝)と比べた名前だそうです。


撮影 2000.8.24 高津区久地 59 付近で
登録日: 2021年4月8日 /
更新日: 2021年4月8日