エノコログサ 別名:ネコジャラシ

イネ科

撮影 2000.8.30 高津区溝口 6−10−894 付近で

解説

 エノコログサという名前はどのようにして付けられたのでしょう。漢字で書くと犬の子草なのです。この花の小穂(ショウスイと読み、茎の頂上の種の部分)が、子犬のしっぽに似ているところから付けられたようです。また、別名のネコジャラシは、この小穂で、子猫をじゃれさせたからだそうです。ちなみに「じゃれる」というのは、東京の方言だと資料に出ていました。
 イネ科の見分け方は、私にはまだまだ難しく、顕微鏡やピンセットなどを準備し、じっくり観察しないといけないようです。左下の写真のように緑色をしたたくさんの種、この種を包むように保護している穎(エイと読みます)の長さなどを比べるのです。いずれそこまで頑張りたいなあと真剣に思っています。小穂が比較的まっすぐに立っているのがエノコログサ、小穂が前の方にたれ下がっているのがアキノエノコログサ、今のところそんなところで見分けました。

   

撮影 2000.8.30 高津区溝口 6−10−894 付近で