アメリカヤマボウシ 別名:スプリング・ソング

ミズキ科

撮影 2000.4.24 高津区久地 59 付近で

解説

 この木の場合は、民家の庭に植えられていましたが、今は、あちらこちらの道路に植えられている街路樹です。春は花(じつは花びらではない)、秋は赤い果実で街をにぎやかにしてくれています。
 紅色できれいに見えるのは、花びらではなく苞(ほう)と呼ばれる葉の変化したものだそうです。苞は包葉(ほうよう)と呼ばれ、花がまだ若いとき、花を抱いて保護するような役目をもっているようです。4枚の苞の中央に花がありますがあまり目立ちません。この写真の場合もまだ開いていないようです。
 アメリカヤマボウシという名は、アメリカの東海岸地方にたくさんあり、そこから明治の中頃に日本に渡ってきたことからついた名のようです。

   

撮影 2000.4.24 高津区久地 59 付近で