オランダカイウ 

サトイモ科

撮影 2000.6.22 高津区溝口 6−14−28 付近で

解説

 サトイモ科(サトイモの仲間)というのはたいへんおもしろい花の形をしています。この白い ”仏炎包(ブツエンホウと読みます。)” と呼ばれるものです。これは花びらではなく、花を包んで保護するためのものなのだそうです。この仏炎包の中に黄色に見えているのが花で、たくさんの小さな花の集まりです。
 根から出た茎の先に花をつけ、高さは70cmほどありました。
 原産地はケープ(南アフリカ共和国)、日本には江戸時代の終わり頃に入ってきて、以来園芸種として愛好されています。特に切り花として、色も形もたくさんの種類があるようです。

   

撮影 2000.6.22 高津区溝口 6−14−28 付近で