センダンの果実
センダンの果実 別名:オオチ
センダン科
撮影 2001.12.18 高津区久地 585 新川沿いで
解説
果実は薬に、木の皮は虫退治の薬に、木の幹は家財を作ったり建築に利用したりと、人間にとってたいへん役に立つ木なのだそうです。このような木を「有用樹」というのだそうです。別名の「オオチ」は古い昔から親しまれてきたこの木の古い名前だそうです。
四国や九州の海辺や山地に自生するそうですが、普通は民家の庭などに植えてある落葉高木で、7メートルを超える大木もあるそうですが、この木は、5メートルほどでした。根元の幹の直径は30cmほどで、写真のように幹の途中から切ってあり、高くしないようにしているようでした。ごらんのように果実は木全体にわたってビッシリとたくさん付いていて、葉が落ちた後でよく目立ちました。果実の大きさは、直径が1cmほどで、まだ薄緑色で半熟(?)のものもあるようです。花が咲く時期は、5〜6月頃だそうで、5個の花弁と10本の雄しべ、雄しべはくっつきあって筒のようになっているそうですので、その時期にぜひ写真を撮りたいと思っています。
撮影 2001.12.18 高津区久地 585 新川沿いで
登録日: 2021年4月8日 /
更新日: 2021年4月8日