シロクジャク 

キク科

撮影 2001.9.25 高津区久地 728 付近で

解説

 なんとすがすがしくて繊細(センサイと読みます)な感じのする花でしょうか。花だけではなく、この花の葉も針のように細く、弱々しく繊細な感じがします。昭和30年代にカタログに載ったのが日本でのデビューだそうですが、たいへん丈夫なため、今では野生化しているものも多いそうです。
 背の高さはこの場合でも1メートルほどです。美しい花の直径は1cmほどでしょうか。上の写真は満開に近い花の開き具合ですが、右下はそれより一週間ほど早い時期に撮ったものです。
 この家のおばさんがちょうど花の手入れをしていました。きちんと身支度をしていました。たくさんの種類の花がこの畑に植えられていました。落ち葉なども集めてあって土づくりをするのでしょうか。かなり花の好きな方だと想像できました。ていねいに花を撮らせてくださいと頼みました。
 日本に入ってきてから、たくさんの品種が作られました。もちろん園芸種なのですが、花弁の色や背の高さ、一重や八重、などたくさんの種類をまとめてシュッコンアスターと呼んでいるようです。

   

撮影 2001.9.25 高津区久地 728 付近で