サンシュユ 別名:ハルコガネバナ、アキサンゴ

ミズキ科

撮影 2001.3.9 高津区久地 二ヶ領用水新川沿いで

解説

 朝、通勤の途上、久地の駅で降りました。久しぶりに二ヶ領用水”新川”沿いを歩きました。すると対岸に黄金色の芽吹きのような低木が目に飛び込んできました。急いで橋のあるところまで進み、対岸に渡りました。胸が期待で少しドキドキしていました。近づいてまずルーペで観察しました。まだ時期が早いようで、開いている花はごく少しでした。が、なんの花だか分かりません。それでも観察の記録だけはして、花のたくさん開いているところを中心に撮影しました。
 職場で資料を調べました。そして九州の民謡 ‘ひえつき節’に出てくるサンシュユだと知りました。
 中国・朝鮮半島を経て、薬用植物として日本に伝えられたそうです。でも現在はもっぱら庭木として観賞用に植えられているようです。この木はまだ植えられたばかりで幼く、2メートル前後でしたが、後日、津田山公園で4メートルをこえる大木を見ました。もう花が終わり近くになっているのが残念でした。
 黄色い花びら4枚、雄しべ4本、雌しべ1本、写真のように葉が出る前に花が開きます。

   

撮影 2001.3.9 高津区久地 二ヶ領用水新川沿いで