シダレウメ・八重 

バラ科

撮影 2002.2.22 多摩区堰 3−18−18 付近で

解説

 資料で調べてみて驚きました。ウメの品種がとても多いのです。それほど日本人は好きなのかもしれません。色も花や木の形も、そして素晴らしい匂いも。どれをとっても日本人好みです。江戸時代の終わり頃の書物によると、212品種も出てくるそうです。
 お隣の中国でも古い時代からウメが改良され、日本人と同様、ウメが大好きなようです。しかし、欧米では、ほとんど関心がなく、受け入れられることが無く、今に至っているそうです。面白いものですね。ちなみに私は、ウメが大好きです。
 この写真の花ももちろん園芸種ですが、資料とにらめっこをしながら、一番よく似ているものの名前をと思いましたが、まったく自信がありません。そこで園芸種の名前は書きませんでした。
 それにしてもきれいですね。匂いも良かったです。天神様で有名な、菅原道真(スガワラミチザネ)を知っていますか。京都の都から九州は太宰府(ダザイフ)に島流しになった、あの学問の神様といわれた人です。この人が詠んだウメの花の歌は有名ですね。調べてみてください。きっと歴史の勉強で出てくると思いますよ。

   

撮影 2002.2.22 多摩区堰 3−18−18 付近で