日本スイセン
日本スイセン
ヒガンバナ科
撮影 2002.1.10 高津区久地 41 付近で
解説
資料によると寒咲きの日本スイセンだそうです。スイセンもたくさんの種類があり、新しい品種が次から次へと生まれているようです。でもこのスイセンを見てください。
シンプルで清純で、白と黄色の色がとてもよくバランスがとれているようで、私はとても気に入りました。
花のつくりも面白いのです。右下の写真を見てください。黄色いところは副花冠(フクカカンと読みます。)といい、筒のようになった花びら(正式には花冠:カカン)の一部が伸び出したものだそうです。その中に雄しべが3個見えます。この雄しべは花粉を入れておく袋(葯と書き、ヤクと読みます)なのですが、この下の方にも3個の雄しべがあるのだそうです。ですがこれは見えません。花を縦に切ってみると分かるのだそうですが、私にはかわいそうで出来ませんでした。よくよく見慣れている水仙の花にも知らないことがたくさんありました。雄しべと雌しべがあるのですから、花粉がついて果実が出来そうなのですが、この花は、果実が出来ないそうです。ですから球根でふえるのですね。
撮影 2002.1.10 高津区久地 41 付近で
登録日: 2021年4月8日 /
更新日: 2021年4月8日