シナレンギョウ 

モクセイ科

撮影 2002.3.13 高津区久地 8 付近で

解説

 中国が原産で、庭や公園などに栽培される落葉低木です。花がついている枝を見ると、まわりが四角になっているのがお分かりと思います。資料には、枝には四稜(リョウト読みます)があると書いてありましたが、四角になっているということだろうと思います。
 花は、ご覧のように黄色く、根元の方はくっついていて、先が四つに割れています。かなり深く裂けていますが、似たような花で、チョウセンレンギョウの方がもっと深く裂けているようです。
 左下の写真を見てください。雄しべが2本見えます。真ん中に少し緑色をした雌しべの柱頭が見えます。チョウセンレンギョウとシナレンギョウの違いはここだそうで、チョウセンレンギョウの方は、雄しべが長く、雌しべの方が短いのだそうです。この花の直径は、約2.5cmほど葉は、これから出てきますが、資料には開花の時期は4月と出ていました。なんだか2002年・平成14年の春は、1ヶ月も早いような気がしますが、花たちも敏感に季節を感じ取っているようです。

   

撮影 2002.3.13 高津区久地 8 付近で