サンゴジュの果実 

スイカズラ科

撮影 2001.10.24 高津区二子 5−11−16 付近で

解説

 資料を読んでみると、この木の名前は、果実が真っ赤に熟して美しく、まるで珊瑚のようだからこの名がつけられたというのですが、この木はまだ植えられたばかりの若い木で、果実の数がごらんのように少なく、どうも珊瑚のように・・・とはいかないようです。実が付くということは雌しべが変化したということになりますが、花は、上向きに咲いていました。果実が実って重くなり頭を下げたのでしょう。花は、6月のページを参照してください。同じところで同じ木を撮ってあります。その時の花が、今このように赤く熟しました。やがて時間がたつとこの果実は黒く変色します。既に黒ずんでいる果実もありますね。このように毎年毎年同じようなことをくり返し、やがて大木になるのですね。まるで私たち人間のようにです。  

   

撮影 2001.10.24 高津区二子 5−11−16 付近で