セイバンモロコシ 

イネ科

撮影 2000.9.8 高津区溝口 937 付近で

解説

 この名の由来は何だろう?と思って最初に調べてみましたら、和名は西蛮(セイバンと読みます)モロコシだそうです。西蛮というのはどういう意味か不明でしたので、広辞苑を引いてみましたが、やはり分かりませんでした。
 アフリカ原産の多年草で、背の高さは、120cmほどもありました。地下をはい回る地下茎から茎が直立し、途中は枝分かれしないそうで、その茎の頂上に円錐形にたくさんの花を付けます(左下の写真)。
 その写真の紫褐色の小穂(ショウスイと読みます)から黄土色の角のようなものがでていますが、これはなんだか分かりません。その場で花を分解して調べてみる必要があるわけですが、それをやっていなかったからなのです。本来は前もって資料をよく読んでおいて写真を撮ると良いのでしょうが、いずれにせよ後の祭りです。資料を読んで推定してみるとおそらくメシベの柱頭のように思えるのですが、自信はありません。

   

撮影 2000.9.8 高津区溝口 937 付近で