ジャスミン 別名:ジャスミヌフ

モクセイ科

撮影 2000.5.2 高津区溝口 3-16-790 付近で

解説

 五月、ゴールデンウイークには花が真っ盛りでした。そしてずいぶん広い範囲に強烈な芳香をまき散らしていました。写真のように、この花は民家の生け垣として栽培されていました。その気になって町を歩いてみると、あちらこちらと多くの民家で栽培されていることに気づきました。 もちろん園芸種で、原産は中国だそうです。中国ではこの花びらを乾かして、ジャスミン茶として食用にしているそうです。葉は対生で、小葉が5枚ないし7枚の羽状複葉です(右下写真参照)。細長くピンク色に見えるものはたくさんのつぼみで、この花はこれからが盛りになります。それにしてもたいへんにおいが強い花です。つる性で、この花の場合は5〜6メートルほどはありました。花からは香水の原料を採り、ジャスミン茶としても重宝がられています。

   

撮影 2000.5.2 高津区溝口 3-16-790 付近で