シロエンドウの仲間 

マメ科

撮影 2002.4.3 高津区久地 254 付近で

解説

 日頃の食卓にのるキヌサヤエンドウの花だと思いますが、はっきりしたことは分かりません。ただ、真っ白いこの花が、とてもきれいに見えるのです。マメ科の花は、この花とよく似ていて、昆虫の蝶(チョウと読みます)に似ているところから、蝶形花といわれ、花びらは5枚あります。一番上の大きな花びらは旗弁(キベンと読みます)といい、上にそりかえっていて、派手に目立つことが多く、昆虫たちを引きつける役目をするそうです。真ん中で両脇から2枚の花弁が出ていますが、これは翼弁(ヨクベンと読みます)といいます。そして一番下には、雄しべや雌しべを守っているように2枚の花びらがあります。これを舟弁(シュウベンと読みます)とか、竜骨弁(リュウコツベンと読みます)といいます。この中に種が出来る大切な部分が収まっているのですね。この家の日当たりのよいのきしたに植えてありましたが、高さは2�。ほど、写真のようにもうすでに野菜として売られているサヤエンドウが出来ていました。

   

撮影 2002.4.3 高津区久地 254 付近で