ゼラニウム 別名:テンジクアオイ

フウロソウ科

撮影 2000.6.7 高津区久地 68 付近で

解説

 どちらの名前で登録しようかと迷いました。資料にはテンジクアオイで説明がありますが、ふつう花屋さんなどではゼラニウムで、有名になっているからです。
 南アフリカが原産だそうです。観賞用(園芸用)として栽培されている茎が木質の多年生草本です。高さは、50cm内外、茎を切ると独特の匂いがするそうです。私はまだ切ったことがありません。
 葉の形やつきかたは、花を見分けるときに重要な手がかりになります。この場合は、葉の形は心臓状円形と説明され、葉には柄があり、まわりには浅い切れ込みがあると記されています。説明する言葉が人によって違うと分かりづらいところがあるので、共通した言葉を使うようにしているのです。
 写真のように、花は、長い柄の先にたくさんの濃い赤い花が集まっています。色は白や、ピンクなどたくさんあります。つぼみは下を向いていますが、開くとこのように元気よく上を向いています。ガク片は5枚、花びらも5枚、雄しべは10本、雌しべはもちろん1本です。

   

撮影 2000.6.7 高津区久地 68 付近で