サンゴジュ 

スイカズラ科

撮影 2001.6.8 高津区二子 5−11−16 付近で

解説

 新しいマンションの庭木として植えられたまだ新しい木です。本来は5〜15�。にもなるそうですが、この木は、2�。ほどでした。それでもこの木の特徴をしっかり持っていて、葉は、厚みがあり、光沢があります。葉の柄や花の柄は赤く色がついています。また小さな花がたくさん集まった形は花序(カジョと読みます。)といいますが、、円錐形になるので円錐花序(エンスイカジョと読みます。)といいます。上の写真を見てください。ですが花が満開になると、その重さで下にたれ下がりそうになっています。
 花びらは白色で、根元の方が筒状になっていて、先は五つに割れています。雄しべは5本、筒状になった花びらの入り口あたりから生え、そこから外に突き出ています。雌しべはもちろん1本、花びらがあるときは見えませんが、左下写真で花びらが落ちてしまったところでは雌しべが見えます。秋になるとこの雌しべが真っ赤に色づき、珊瑚のようにみずみずしい実をつけるところから、この名前が生まれたそうです。

   

撮影 2001.6.8 高津区二子 5−11−16 付近で