スモモ 

バラ科

撮影 2002.4.3 高津区溝口 3−17−1 付近で

解説

 まあこの真っ白ですがすがしい花を見てください。何ともいえない美しさがにじみ出ていますね。真っ白な中に、雄しべの葯(ヤクと読み、花粉をつくり、ためておく袋)の黄色が、何ともいえない調和の美をかもし出しています。これをルーペで覗いたらもっともっと素敵だろうと思われますが、この時は時間が足りず、あとですごく後悔しました。
 中国が原産の落葉高木だそうですが、この場合はまだ若い木のようで、3�。ほどでした。葉は、まだほんの少ししか出ていませんが、花はこのように真っ盛りで、花弁は5枚、真っ白いだ円形です。雄しべは多数、雌しべは1個、やがて6月を過ぎると、果実が熟して生でも食べられるそうです。完全に熟すと甘味があるそうですが、そうでないとすっぱ味があり、そこからすっぱい桃、すなわち酸桃と名がついたようです。花を観賞するための園芸種もたくさんの種類があるようです。

   

撮影 2002.4.3 高津区溝口 3−17−1 付近で