小菊の仲間
小菊の仲間
キク科
撮影 2001.11.14 高津区二子 6−1−63 付近で
解説
キクの仲間は、双子葉植物(ソウシヨウショクブツと読み、種が発芽したとき
フタバの芽を出す植物です。)のなかで、もっとも進化したグループだそうで
す。全世界におよそ2万1000種類もあり、一年草、多年草、低木、高木、つ
る性など多種多様なのだそうです。
この種は、もちろん園芸種で改良されているものと思われます。キクの起源に
ついてはたくさんの説があって、結局分からないのだそうですが、いずれにせよ
古い時代に中国で生まれたものだそうです。日本には、奈良時代に入ってきたも
のらしく、歌に読まれているそうです。
キクの苗がさかんに改良されたのは江戸時代で、現在の原型が出来たようで
す。菊づくりの上手な方がたくさんいますね。土を作ることから、鉢の消毒や苗
づくりなど一年中、世話をするそうです。
秋になってあちらこちらに素晴らしい花を咲かせているのは、そんな目に見え
ない努力があったのですね。
撮影 200.11.21 高津区溝口 3−17−23 付近で
登録日: 2021年4月8日 /
更新日: 2021年4月8日