クサキョウチクトウ
クサキョウチクトウ 別名:オイランソウ
ハナシノブ科
撮影 2000.8.24 高津区久地 65 付近の土手で
解説
北アメリカが原産の多年草です。ちょっと見るとナデシコによく似ていますが、良く見てみると基本的なところが違います。それは、花びらの基の方がくっついているか、そうでないかです。ナデシコは花びらが一枚一枚バラバラです。このような花を離弁花(リベンカとよみます)といい花びらがそれぞれ離れています。これに対してこの花は、花びらが基の方でくっついているのがお分かりでしょう。色も、葉の形も茎に付くつきかたも似ているのですが、肝心なところが違うのです。このような花を合弁花(ゴウベンカと読みます)といいます。ユリやチュウリップの花等を思い出してください。
背の高さは、90cmほど、花がたくさん集まってボールのような花のかたまりになります。一つの花の大きさは、2cmから3cm、花は五つに割れています。雄しべは5本、左下の写真を参照してください。もちろん園芸種です。ですから花の色も花の姿もたくさんの種類があります。
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撮影 2000.8.24 高津区久地 65 付近の土手で
登録日: 2021年4月8日 /
更新日: 2021年4月8日