ギボウシ 

ユリ科

撮影 2000.8.4高津区溝口3−16−24付近で

解説

 民家でプランターに植えられていた園芸種です。本来は、花の咲く柄が2メートルを越えるような長いものを出し、その先の方に花をたくさんつけるのですが、この場合は、60cmほどでした。葉は、生え際からたくさんのばし(根生といいます)、長い葉柄があります。主脈(シュミャクと読み、葉の中心筋のようなところ)の両側には、側脈(ソクミャクと読みます)が各8〜9本あります。このような脈を平行脈(ヘイコウミャク)といいます。
 花は、ごらんのように六つに割れ、根元の方は、筒のようにくっつきあっています。紫色でとてもきれいですが、種は出来ないそうです。

   

撮影 2000.8.4高津区溝口3−16−24付近で