ガウラ 別名:ヤマモモソウ、ハクチョウソウ

アカバナ科

撮影 2000.8.9 高津区溝口 3−27−451 付近で

解説

 なんと清楚で、シンプルで、美しい花なんでしょうか。これも人間が作り出した園芸種です。背の高さは1メートルほどあり、細いつるのようになってのびていました。多くは草のようになるのだそうですが、この場合のように木になることもあるそうです。ガウラというのはギリシャ語で「崇高な」という意味があるそうです。この花の気品の高さを表しているような名前ですね。
 日本には、明治の中頃(1890年頃)に渡来しました。花びらは4枚、うち2枚は上を向いていて、残りの2枚は翼のように広がっています(そんなところが白鳥に似ているので別名がハクチョウソウというそうです)。雄しべの長いひもみたいなもの(花糸:カシといいます)は、下を向いてたれ下がり、花の気品を一層高めてくれています。一度にたくさんは咲かないそうですが、数個ずつ開いて長い間、咲き続けるそうです。

   

撮影 2000.8.9 高津区溝口 3−27−451 付近で