コムラサキ 別名:コシキブ、コムラサキシキブ

クマツヅラ科

撮影 2001.6.26 高津区二子 1−19−1 付近で

解説

 この花の果実をすっかりムラサキシキブと思いこんでいました。そしてこの果実の実をぜひ撮りたいとも思っていました。そして花の咲く時期を見計らって撮りました。確認のため資料を読みました。そして勉強する事の大切さを思い知らされました。ムラサキシキブとよく似てはいるのですが、ちょっとしたところが違うのです。左下の写真で説明しましょう。
 花が咲いている枝(花柄:カヘイと読みます)の、付け根の部分をよく見てください。葉の付け根のわずかばかり上の方から生えていませんか。ムラサキシキブは、葉の付け根から生えています。そこが違うのです。あとは花や木が少し小さいということぐらいだそうです。庭に植えられているのは、ほとんどがこの花で、やがて実がなる頃には枝がだんだんたれ下がってきます。
 ごらんのように花びらは根元の方がくっついている合弁で、先の方が四つに割れています。雄しべが4本、雌しべが1本ですが、どちらも花びらより長く、かなり飛び出ているのが分かると思います。11月のところに同じ花の果実の写真があります。

   

撮影 2001.6.26 高津区二子 1−19−1 付近で