コヒルガオ
コヒルガオ
ヒルガオ科
撮影 2001.6.22 高津区久地 338 付近で
解説
この花もコヒルガオか、ヒルガオかを見分けるのに苦労しました。資料をよく読んで、現場での観察以外に見分ける方法はありませんでした。結局観察し、記録することが一番大切なんだということを身をもって学びました。最後の決め手は、花柄の上方に縮れたひれがあるか無いかでした。この花にはじっくりと観察しないと、小さくて見落としそうなひれがありました。改めて学者の方々の観察力ってスゴイナって思いました。
見分け方は、ヒルガオとの違いを見るのですが、コヒルガオはヒルガオより
�@花や葉の全体がやや小さい。
�A葉の先は、とがりぎみである。
�B葉の基の方についている二つの耳は、中央の脈にほぼ直角になる。
�C花の下についている二枚の包葉(ホウヨウ)の先は、とがっている。
�D花の柄の上部の方には、ちぢれたヒレがある。
などですが、なかなかこのようにキチンとは当てはまらない場合が多いようです。中間型というのもあるのだそうですから。
アジア東・南部、北海道をのぞく日本各地に分布し、雄しべは5本、雌しべは1本ですが、普通は結実しないそうです。
撮影 2001.6.22 高津区久地 338
登録日: 2021年4月8日 /
更新日: 2021年4月8日