クチナシの果実 別名:センプク

アカネ科

撮影 2001.1.12 高津区久地 415付近で

解説

 どうですか、とてもきれいな果実ではありませんか。
じつはこの写真は、午前中の日差しの強いときに撮りました(右下の写真)。 その時の大部分の写真は、光が入りすぎて使い物になりませんでした。そこでまた夕方撮りました。今度は光が足りなく、うす暗いのでフラッシュをたきました。その結果が上の写真と左下のものです。
 大きな白い花びらで、良い匂いをただよわせていたあのクチナシの花(6月に花の写真を撮った)が、こんなにきれいな果実をつけました。赤い部分に種が入っています。その赤い部分の上の方に、角のようなものが6本ありますが、これはガクが残っているのです。果実が熟して、種が外に出ようとしても割れたり開いたりしないのだそうです。いわば出口が無い、というところからクチナシという名がついたと、資料に説明してありました。

   

撮影 2001.1.12 高津区久地 415付近で