キバナユリズイセン 別名:アストロエメリア

ヒガンバナ科

撮影 2000.6.7 高津区久地 68 付近で

解説

 園芸種です。たいへん長い名前がついています。アストロエメリア・オウランテイアカというものです。キバナユリズイセンというのは和名で、日本でしか通用しない名前なのです。
 とても美しい花ですね。写真のように花びらにあたるものは、6枚あります。そのうち上の2枚は、先がとんがり、赤い線の模様が入っています。虫を呼ぶ役割でももっているのでしょうか。派手に見えますね。
 花の直径は3〜4cmほどあり、雄しべは6本ですが、左下の写真のように上向きに曲がっています。写真で赤く見えて、先が三つに割れて見えるものは雌しべで、これも上向きに曲がっているので、間違わないでください。
 原産は、南米のチリーで、日本には、大正の終わり頃に渡ってきたそうです。

   

撮影 2000.6.7 高津区久地 68 付近で