カルミア
カルミア 別名:アメリカシャクナゲ、ハナガサシャクナゲ
ツツジ科
撮影 2000.5.16 高津区久地 390 付近で
解説
この花はもう今はありません。この土地が駐車場になってしまい、この花の他にもたくさん植えられていたほかの美しい花と一緒に、全て切り捨てられてしまいました。全く残念ですが致し方ありません。
この花も園芸種です。アメリカの東部が原産だそうで、日本には大正4年(1915年)に、東京市がアメリカにサクラを贈った返礼として、アメリカからいただいた常緑の低木です。固い皮のようになった葉が互い違いに付き、背の高さは150cmほどでした。
花は、大きな皿のようになって開き、直径は2cm前後ありました。雄しべは10本、花びらが開くまではたたみ込まれているそうですが、花びらが開くと伸び始めるそうで、左下の写真では、まだ雄しべの花糸が完全に伸びきっていないことが分かります。それにしても開いた花といい、つぼみといい、白とピンクと緑とがとけあってたいへんきれいですね。
撮影 2000.5.16 高津区久地 390 付近で
登録日: 2021年4月8日 /
更新日: 2021年4月8日