カンヒザクラ
カンヒザクラ 別名:ヒカンザクラ
バラ科
撮影 2002.3.11 高津区久地 479 付近で
解説
一ヶ月ほどこの道を歩いていませんでした。今朝はなにかあるかなあ、などと朝、家を出るときにコースを決め、期待を胸に歩きました。信号を渡ったとたんに、この緋紅色(ヒコウショク)が目に入りました。朝まだ8時頃だったので完全に花が開いたところを撮りたいと思い、昼休みに撮りました。よその家の庭の中にあり、中には入れません。庭の外から何とか撮りました。今年の桜は例年よりはやく咲くだろうといわれていますが、資料を調べてみると、1月〜3月頃に花を開くとあり、この花が例年よりはやく咲いているのかどうかは、不明です。それにしても枝の先に花が集まり、みな下を向いて半分しか開かないのです。資料にもそのように書いてありました。花の直径は、1.5cmほど、花の柄もやはり1.5cmほどです。カメラを下から上に向けて撮りました。雄しべがたくさん見えます。その中に雌しべが1本あるのがお分かりでしょうか。雌しべの先(柱頭といい、チュウトウと読みます)がわずかに緑色をして丸くなっているのがお分かりでしょうか。この木の高さは、4�。ほどで、木の根本の直径は、15cmほどに見えました。道を自転車で通り抜けた主婦二人の会話が聞こえてきました。「まあなんときれいなヒカンザクラなんでしょう」「もう桜の季節ねえ」などと。
撮影 2002.3.11 高津区久地 479 付近で
登録日: 2021年4月8日 /
更新日: 2021年4月8日