キンモクセイ 

モクセイ科

撮影 2000.10.11 高津区久地 338 付近で

解説

 なんといってもこの木の得意技の一つは、強くて素晴らしいよい香りを遠くまでただよわせてくれることです。無意識に歩いていてもこの花の香りで、近くにこの木があると見当が付きます。きっと皆さんもこの香りについては経験があると思います。
 中国が原産の常緑の小高木です。この場合は、4メートルもある大きな木になっていました。ふんわりとたくさんの枝をつけ、丸い形をしていました。葉は、長さが8cmほどで、向かいあってつく対生です。その葉と茎の間から花の柄を出し、直径5mmほどの黄色い花をたくさんつけます。写真のように雄しべは2個、ですが、オスの株とメスの株があり、日本にはメスの株はないそうです。ですから残念ながらこの写真の花は全て雄の花ばかりで、雌しべは見られません。

   

撮影 2000.10.11 高津区久地 338 付近で