カモジグサ 

イネ科

撮影 2000.5.12 高津区溝口 6-5-974 付近の土手で

解説

 くさはらや道ばたなどに生える多年草(根や球根などが地下に残っていて、翌年にまた生えてくる植物)と、資料には出ていましたが、溝口の道ばたでは発見できませんでした。この花の場合は、人が踏みつけないくさはらに生えていました。
 茎の高さは70cmほどありました。うす紫色をした穂の長さは15cmほどもありました。一つの穂には20前後の小さな花のかたまり(小穂と書いて、ショウスイと読む)がついていました。この小穂には10個前後の小さな花(小花といい、しょうかと読む)が付いています。この小花がやがて種になるのです。一本の穂からいく粒の種が出来るか計算してみてください。  

   

撮影 2000.5.12 高津区溝口 6-5-974 付近の土手で